戦争法案の強硬採決
2015-07-17
7月15日正午過ぎ、衆議院の安全保障法制特別委員会で戦争法案(国際平和支援法、平和安全法制整備法)の採決が強行されました。野党の激しい抗議の中、自民・公明の与党による単独採決でした。
16日午後には、衆院本会議での採決も強行され、自民・公明両党などの賛成で可決され、法案は参院に送られました。
法案は、参議院で60日間の審議をおこなっても可決されなければ否決とみなされますが、その後に衆議院が再可決すれば成立します。与党はそれを見越して、すでに戦後最長となる95日間の会期延長をおこなっています。
NHKの報道を見ていると、事の重大さがまったく伝わってこないという感じがします。NHKは「60日ルール」を説明して、「法案成立の公算が大きくなった」と繰り返し報道しています。それが事実ではありますが、その無批判な報道ぶりを見ていると、まるで「もう成立するのだからあきらめましょう」というメッセージのようにも聞こえるのです。
そんな小さな問題ではありません。
民意にそむいて憲法違反の戦争法案を押し通すという権力の暴走を許してはなりません。
憲法を踏みにじり、民意を踏みにじることは許されないという圧倒的世論を示し、二度と強行採決などさせず、戦争法案を廃案にさせましょう。
国民平和大行進―2015関市歓迎集会
2015-06-13
今日は2015原水爆禁止国民平和大行進が関市に到着し、関市わかくさ・プラザの交流ひろばで歓迎集会がおこなわれました。
関市長代理としてあいさつをする市長公室長。
市長からのメッセージを代読されました。
尾関健治市長のペナントが
通し行進者の松永洋子さんに託されました。
通し行進者の松永洋子さん。
東京を出発して昨日までで
96万8000歩でした!
(松永洋子さんのあいさつから)
気が遠くなるような歩数です。
一歩あたり50センチで計算すると484㎞になります。
関市議会定例会が始まりました
2015-06-09
平成27年関市議会第2回定例会が昨日から始まりました。
会期は6月8日~30日までの23日間です。
今日は一般質問の発言要旨通告書の提出締め切り。正午に質問順序を決める抽選がおこなわれました。
日本共産党関市議員団の一般質問の予定
さわたり直樹 6月22日(月)10:00~11:00
小森よしなお 6月22日(月)14:00~15:00
岐阜県母親大会
2015-05-25
昨日は、第58回岐阜県母親大会が、可児市文化創造センターと福祉センターを会場にして行われました。1000人を超える人が参加したようです。母親でなくても参加できるということなので私も参加しました。
午前中は21の分科会が開かれました。私は第12分科会「TPP だれのため、何のため?」に参加。助言者は岐阜県食健連会長の安部淳氏と岐阜農民連の中島新吾氏。助言者からの報告・問題提起の後、「食の安心安全のために私には何ができるか」というテーマで、テーブル毎のグループで意見交換をしました。勉強になりました。
午後は全体会で、講談師・神田香織さんの記念講演がありました。
演題は、「講談は平和を願う庶民の声―『福島の祈り』から―」
お話の最後には、新作講談「福島の祈り ある母子避難の声」を聴かせていただきました。福島第1原発事故をめぐる子どもを抱えたお母さんの物語です。
講談は何百年もの歴史がある話芸だそうです。新作講談というものを私はこれまで聴いたことがなくその魅力を知りませんでしたが、すばらしいものだと感銘を受けました。
神田香織さんの著書
「3・11後を生き抜く力声を持て」(インパクト出版会)
巻末に
「神田香織新作講談集」
付録 「力声の出し方」
も掲載されています。
関市プレミアム商品券は6月5日予約受付開始
2015-05-23
「関市のプレミアム商品券はいつ発売されるのですか?」
と尋ねられることがあり、
「たぶん来月の広報に案内が出ると思いますよ」
と答えています。
国の資金を活用して市の予算でおこなわれる事業ですが、実際に事業をおこなうのは「関市プレミアム商品券発行実行委員会(事務局:関商工議所)」です。
同委員会は現在、商品券の取扱店を募集中で準備をすすめています。
関市プレミアム商品券取扱店の募集のご案内
http://www.sekicci.or.jp/syouhinken/syouhinken-bosyuu.pdf
( ↑ ここをクリックするとリンクが開きます )
という文書をインターネット上で読むことができます。
事業者向けの案内ですが、「事業概要」が載っていて、事業の内容や今後の予定がわかります。
発行総額は5億400万円
(40,000セット発行)
1セット12,600円分の商品券が1万円で販売されます。購入限度額は一世帯3万円(3セット)まで。
商品券1セット(13枚)の内容
全店共通券1,000円券×6枚
中小店専用券1,000円×6枚
地域振興券600円×1枚
商品券利用者が大型店に集中しないよう「中小店専用券」がつくられました。また、地域振興券は、関市内の「温泉・道の駅」で使用できるそうです。
官製ハガキによる商品券購入の予約を受け付けるとのことで、
予約受付期間は
6月5日(金)~20日(土)
予約申込みハガキの書き方は6月の「広報せき」に折り込まれるそうです。受付は先着順。
商品券の販売は7月15日からの予定
詳細が気になる方は、上記のリンクを開いてごらんください。
ただし、この募集案内の「事業概要」は「変更する場合もございます」とのことなので、最終的にはもうすぐ発行される「広報せき6月号」で確認していただくとよいと思います。
市役所の塀の上で休む小鳥
沖縄県民大会に3万5千人
2015-05-19
昨日の「しんぶん赤旗」は、17日の沖縄県民大会の様子を一面トップで伝えています。
新基地止めよう 3万5千人
沖縄県民大会 我々は屈しない
(写真)辺野古新基地建設を止めるまでがんばろうと
唱和する県民大会の参加者=17日、那覇市
( しんぶん赤旗から )
県民大会は、辺野古新基地建設を許さない沖縄県民のゆるぎない意思を示しました。
沖縄を虐げ続ける米国や日本政府に、この声が届かなければおかしいと思います。
沖縄の人々、全国の人々と連帯して、岐阜市で開かれた「もう黙っとれん5・17パレード@ぎふ」にもたくさんの人が集まりました。秘密保護法、集団的自衛権行使、原発再稼働に異議をとなえる集会・パレードです。
河合良房実行委員長のあいさつ
集会の始めに司会者の方が「参加者は500人」と言っていましたが、集会後のパレードの途中で、「現在、参加者は700人を超えました」と報告がありました。
がんばれー!
と、沿道でパレードの列に向かって声をかけてくれた人もありました。
もう黙っとれん!
2015-05-17
安倍首相の薄ら笑いを浮かべた顔を見て、
「もう黙っとれん!」
と思っているみなさんは、
ぜひご参加ください。
本日午後に開催です。
5月17日(日)14時~
岐阜市 金公園(こがねこうえん)
~平和・自由・いのちを守る~
もう黙っとれん アクション 実行委員会
実行委員長 河合良房(弁護士)
誰かに向けた銃口は・・・
2015-05-16
憲法9条を守ることは、
いのちを守るということ。
誰かに向けた銃口は、
誰かから、自分に向けられる。
昨日、みどり病院(岐阜市芥見)の玄関で署名をしました。
「民医連新聞」(全日本民主医療機関連合会発行)を
その時にいただきました。
迷彩服に身を固めた人物が異様に銃身の長い銃をかまえています。
この新聞を3つに折ってみると・・・
銃口が背中をねらっています。
政府は昨日、集団的自衛権の行使容認を含む「安全保障関連法案」を国会に提出しました。
これは「戦争立法」です。
安倍政権は、憲法に違反して自衛隊を海外で武力行使する軍隊に変えようとしています。
安倍首相の構える「積極的平和主義」の銃身を長く伸ばせば伸ばすほど、「誰かに向けた銃口は、誰かから、自分に向けられる」のです。
私たちは武力で紛争を解決する道を選ばないと決めた憲法を守る
その意思表示をすべきときです。
レンゲ草
川のほとりの案山子は鉄砲を持っている
2015-05-15
昨日の早朝に漁協の支部長さんにたまたま出会い立ち話をしました。ひとしきり話をした後で、
「これから川に案山子(かかし)を立てに行く」
と支部長。
「案山子ですか・・・・・?」
田畑ならわかりますが、川の岸辺に案山子を立てるという話は予想外で、ちょっと面食らってしまいました。
恥ずかしながら私も漁協の組合員の端くれです。どんな案山子だろうと思いながらその足で津保川(つぼがわ=長良川の支流)まで行って、少しお手伝いをしました。
この案山子は鉄砲を持っています。
厚みのある合板を切り抜いたものに猟銃を持った人の姿が描いてあるのですが、なかなかよくできています。
先日の台風6号の接近で水辺のこの案山子が流されるのを心配して一旦撤去したとのことでした。これから梅雨時に増水してもよいように、今回は岸から少し離して立木に縛り付けました。
カワウ(川鵜)を追い払うための案山子です。
「これがけっこう効果があるようだ」
ということでした。
案山子のところに集まった4人で、またしばしの談義。
介護保険料の市独自軽減を可決
2015-05-13
季節外れの台風6号が温帯低気圧に変わりほっとしました。
今日はよい天気になりました。
手前は麦畑
むこうの山の谷間は朝靄につつまれているのでしょうか。
まるで雲がわいてくるような様子に見えました。
5月11日(月)に、平成27年関市議会第1回臨時会が開かれました。
先月の市議選後、はじめての市議会です。
正副議長の選挙が行われ、各議員の所属委員会等が決定されました。
日本共産党関市議員団は以下のように所属が決まりました。
さわたり直樹 文教経済委員
小森よしなお 総務厚生委員、議会運営委員
2人とも、改選前と同じ委員会です。小森議員は都市計画審議会委員も引き続き務めます。
議会人事のほか、今回の臨時会では、市長から提出された専決処分5件を承認、介護保険条例一部改正の議案1件を可決、人事案4件に同意しました。
特筆すべきは、介護保険料の一部について負担軽減が図られたことです。
米兵が愛した憲法9条
2015-05-04
金華山(岐阜市)
山の上に岐阜城がみえています
手前を流れるのが長良川
5月2日が旧暦の「八十八夜」だったそうですが、この季節に金華山を見ると、その山の名の由来がよくわかります。木の若芽が金色にかがやいていて、まるで華が咲いたようです。
昨日は「憲法施行68周年記念岐阜講演会」に行ってきました。
講演で、竹森正孝氏が触れていた「ドキュメント’15 米兵が愛した憲法9条」(中京テレビ5月4日0:55~」をみたいと思っていました。
しかし、番組開始まであと1時間という辺りで眠ってしまってみることができませんでした。
「起こしたけれど、起きなかったよ」
と、今朝、妻に言われ残念な思いです。
できれば夜中ではなく、多くの人がみることのできる時間帯に放送してもらいたいものです。
番組を見たという妻に、どんな話だったか教えてもらいました。
戦後70年の憲法記念日
2015-05-03
今日は憲法記念日です。
講演 「戦後70年と私たちの憲法」
竹森正孝氏
(岐阜大学名誉教授、岐阜女子短期大学前学長)
長良川国際会議場 本日13:30~16:00
5月11日に臨時会、鵜飼開き
2015-05-02
平成27年関市議会第1回臨時会が5月11日(月)に開かれることが、昨日の会派代表者会議で決まりました。
通常は議会運営委員会で決めることですが、選挙直後の任期の始まりは、議員はいても正副議長も議会運営委員もまだ決まっていないので、議会を準備する議会事務局が中心となり特別な形で協議をして決めています。
この臨時会では、正副議長選挙、市長から提出される9つの案件の上程説明・質疑・討論・採決、その後に各委員会の構成がおこなわれます。
議会人事にどのくらい時間がかかるのかは不透明ですが、午後4時までには終わる予定です。というのも、この日は関市の小瀬鵜飼の鵜飼開きがあるからです。
鵜飼開きには市外からのお客さまも招いており、市長や議長が出席することになっています。
臨時会が長引くようなら午後4時には「延会」として、市長や議長が鵜飼開きに出席できるようにするという予定です。
平成27年関市議会第1回臨時会
提出予定議案
http://www.city.seki.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1483/yoteigian27-r1.pdf
新しい関市議会の会派構成
2015-05-01
今日から選挙で選ばれた関市議会議員23名の新しい任期がはじまります。
昨日までに会派届が提出されました。新人2名が平成会と市政クラブに加わり、会派が以下のように決まりました。
関市議会の会派・人数・所属議員(先頭が会派代表)
日本共産党関市議員団 2名
猿渡直樹 小森敬直
*
公明党関市議員団 3名
足立将裕 市川隆也 幅永典
*
平成会 3名
松田文男 桜井幸三 栗山守
*
市政クラブ 5名
武藤隆夫 鷲見勇 波多野源司 村山景一 渡辺英人
*
明政会 9名
三輪正善 石原教雅 鵜飼七郎 太田博勝 後藤信一
田中巧 長屋和伸 西部雅之 山藤鉦彦
*
無会派 1名
土屋雅義
改選前と比較すると、平成会と市政クラブが各1名増、明政会が1名減、無会派は2名減となりました。共産党と公明党は増減なしです。議員定数削減によって所属議員が減少したのは、最大会派の明政会ということです。
関市議会では、自民党系の最大会派が単独で絶対多数を占めて市議会を牛耳るという時代が長く続きました。それが過去のものとなりつつあります。
問答無用の多数決で済ませる議会ではなく、より深い活発な議論がおこなわれる市議会にしていきたいと願っています。
関市の地域別人口(平成27年4月1日現在)
※出典:関市ホームページ
関市議会の会派別当選状況
2015-04-29
4月28日に、関市議会議員当選者の当選証書付与式がありました。5月11日(月)に臨時議会が開かれる予定で、その前に会派届を出すことになっています。
私はもちろん、小森よしなお議員と共に「日本共産党関市議員団」です。
今回の選挙では現職が全員当選し、当選23名のうち現職が21名を占めました。現職当選者が引き続き同じ会派になると仮定すると、会派別の当選者数は以下のようになっています。
関市議会の会派別当選者数
日本共産党関市議員団 2名
公明党関市議員団 3名
平成会 2名
市政クラブ 4名
明政会 9名
※上記のほか無所属の現職1名と新人2名が当選
現職のうち、改選前に無所属であった1名(無所属・民主党系)と新人2名(無所属)の方が、どこかの会派に加わるかどうか、今のところ不明です。
関市では自民党公認の市議は1人だけです。自民党籍だけれども「無所属」で立候補するという方が多く、公認を求めようとしていないようです。会派のうち市政クラブ、明政会が自民党系の会派です。
関市議会議員当選者は平均62.57歳
2015-04-28
昨日は、街頭宣伝、選挙事務所の片付け、お世話になった方への挨拶、生活相談などで一日があっという間に過ぎていきました。
街頭宣伝で当選の報告をしていたら、通りがかりの人が、
「(投票で)あなたを書いたよ」
と声をかけてくださいました。選挙中に私の訴えを聞いたとのことで、家庭用ごみ袋の値上げについてのご意見をうかがいました。
電話で鳥獣被害の対策についてヒントをくださった方もありました。
昼食に行ったお店では、もっと若い人が活躍できる町にしてほしいというお話をうかがいました。関市議会の新しい顔ぶれには若い人がいないとのご指摘でした。
昨日の新聞には、県内他市の二十代の当選者のことが記事になっていました。
選挙戦では若さを前面に出し、街頭演説や集会で「最年少候補」と連呼。「三十年後も五十代の私なら、長期的な視野で政治ができる」と訴えた。
中日新聞2015年4月27日の記事から
それではすでに五十代の私の場合、若い彼よりも短期的な視野でしか政治ができないのでしょうか。「若いから長期的な視野で政治ができる」という考えには賛成できません。
しかし、重要なのはそこのところではなく、若い世代が今の政治で大切にされていないということだろうと思います。もう少し広げて言えば、若者だけでなく、国民が大切にされていないと私は考えています。
今回の関市議会議員当選者の年齢を見てみました。
関市議会議員当選者の年齢(平成27年4月26日)
平均 62.57歳
最年少 52歳
最年長 73歳
※五十代8人、六十代12人、七十代3人
確かに若者がいません。それに加えて改選前は1人の女性議員がみえましたが、今回は男性ばかり。その意味では理想的な構成とはほど遠いと言わなければなりません。その分、私自身もできるだけ広い視野で考えることが求められると改めて自戒しました。
夕方、心の悩みを抱える若者の話を聴きました。
「人とはかかわりたくない」という彼の言葉に、
あたたかい人間関係に飢え、苦しむ心が現れていました。
このような若者が元気に生きていけるようにするには何が必要かと考えさせられました。
宿題がどんどん増えていきます。
ニリンソウ 2015年4月
関市の日本共産党は2議席確保
2015-04-27
昨日の関市議会議員選挙の投開票の結果、日本共産党は現有2議席を確保しました。
私さわたり直樹が4回目、小森よしなおさんが5回目、それぞれ得票を伸ばしての当選です。本当にうれしいです。
市町村合併後初めて全市1区で行う定数減の選挙。前回より得票を増やさなければ勝てないきびしい選挙戦でした。
ご期待に応え決意を新たに奮闘しなければならないと、身の引き締まる思いです。
なお一層がんばります!
あなたの力をお貸しください
2015-04-25
関市議選7日目の朝です。
とうとう最終日になりました。
もう少し選挙戦が続いてほしいという気持ちです。
昨日までの6日間、街頭演説にエネルギーのほとんどを注いできました。
声が枯れてしまった時はどうしようかと思いましたが、
「痩せても枯れても、とにかく街頭演説だ」
という方針で、街頭演説一筋でがんばってきました。
これだけ訴えれば十分という終わりはありません。
選挙戦最終日も私は街頭演説です。
ただひたすらに、最後まで訴えぬきたいと思います。
あなたの力をお貸しください
平和とくらし、福祉を守る一票を
さわたり直樹に託してください
さわたり直樹を押し上げてください!
2015-04-24
関市議選6日目の朝になりました。
選挙も終盤です。
非常にきびしい選挙戦です。
さわたり直樹は、連日、街頭演説で訴え続けています。
子どもの医療費は高校生まで無料にしましょう
家庭用ごみ袋の値上げは必要ありません
介護保険料は軽減をはかりましょう
関市には活用できる財源があり可能です
あたたかい市政にするため力を尽くします
さわたり直樹をもう一度、
関市議会に送り出してください
*
戦争立法をやめさせ
憲法九条を守りましょう
原発再稼働をやめさせ
子どもたちの未来を守りましょう
日本共産党の得票を伸ばしてください
さわたり直樹を押し上げてください
*
関市のみなさん、おねがいします
ねがい
2015-04-23
関市議会議員選挙5日目の朝です。
選挙の行方は見えません。
毎日、選挙カーに乗って訴え続けています。
武儀・上之保方面に行くと、「〇〇洞」と呼ばれる字名に多く出会います。
「洞(ほら)」という言葉は、「奥深い場所」を示しているそうです。
一昨日、選挙カーに乗って洞々(ほらぼら)の一番奥まで訪ねて行きました。
ある洞の一番奥で見つけた上之保村の頃のバス回転場の古い看板です。
「上之保村」は今では無くなってしまいました。上之保地域では、今年、唯一のデイサービスセンターが廃止になります。来年には中学校もなくなります。村の痕跡を見つけて、村の人たちが平成の大合併にかけた思いとは何だったのだろうかと考えました。
武儀地域のある洞の一番奥には、きれいに積み上げられた薪がありました。
これは正面から撮影したもの。
美しさにしばし見とれました。
こうしてトリミングしてみると、これは立派な芸術作品です。
この端正な美しさに心を打たれるのはなぜだろうかと考えました。
よその人が滅多に訪れない洞の一番奥ですから、人に見せるためではないと思います。きれいに積み上げられた薪は、それを積み上げた方の生き方を表していると感じられます。畏敬の念さえ抱かせます。こんなにきれいに薪を積み上げた方にいつかお会いしたいものだと思いました。
町の中で街頭演説をして回る中で、たくさんの方々が手を振って下さいました。宣伝カーのアナウンスの音を聞いて出てきて下さったらしい方々にも出会いました。本当にありがたいことです。
昨日、家の前の駐車場に立ってみえたご高齢のご婦人を見つけて、車を降り30メートルほど走って行って、握手をしてご挨拶をしました。
「待っていました」
と言われて感激しました。
選挙カーのところに戻り、枯れた声を振り絞って街頭演説をしていたら、
「さわたりさん、あのおばあさん、拝んでみえるよ」
とスタッフから声をかけられました。
振り返って見ると、こちらに向かって両手を合わせ少し頭を下げて目を閉じているような姿が見えました。私の話が終わるまでその姿勢でずっと聴いて下さったのでした。
演説を終えて、遠くからお辞儀をして、手を振りました。手を振って応えて下さいました。
自分がやろうとしている仕事の責任の重さを感じました。
託された願いを力にして、何としても勝ちたいと思います。
選挙運動期間はあと3日。昨日の朝の私の声はひどいものでしたが、今朝はいくらかよくなっています。なんとか喉がもってほしいと思っています。
ようやく晴れ
2015-04-21-06:20
市議選3日目の朝。
ようやく晴れました。
さわたり直樹選挙事務所前の関市本町通りです。
今日も元気にがんばります。
【追記 2015-04-21-22:40】
今日はたくさんの方と対話をしました。
この3日間で、最も強い印象が残っているのは、介護保険料の大幅な引き上げについての対話です。
畑仕事をしてみえた女性とお話をしました。「介護保険料の通知は届きましたか?」
と私が尋ねたら、 それまでにこやかに話していた高齢の女性が、大きく目を見開いて、にわかに表情を曇らせました。
女性 「そう、来た来た。それはもうびっくりした。ものすごい上がっていて・・・。」
わたし 「いくら上がりましたか?」
女性 「1万2千円くらい。もともと年金が少ないのに(介護保険料を)天引きされて年金がなくなってまう・・・」
そう言って、とても悲しそうな顔をされました。
こういう方たちの議会での代弁者に自分はなりたいのだと改めて思いました。
介護保険料値上げのことは街頭演説でも訴えています。
国は、昨年の消費税増税のときに、「増税分による社会保障の充実」を大宣伝しておきながら、その約束を反故にして、制度始まって以来の保険料値上げを自治体に押しつけています。その国のやり方を、私は街頭演説で厳しく批判しています。
関市当局が今回の介護保険料値上げについて、部分的な独自軽減を表明したことや、日本共産党以外の議員のみなさんが予算特別委員会の討議で何も意見を述べず、だまって国のやり方に賛成したことも報告しています。
さわたり直樹は決して黙っていません!
と訴えて、「みなさんの議会での代弁者として、もう一度、関市議会に送り出してください」とお願いしています。
あいにくの雨
2015-04-20
市議選2日目。
今日は街頭演説をたくさんおこなう計画です。
朝からあいにくの雨。
しかし、予定通りがんばります。
【追記】
ひどい風雨でした。
暴風で傘がこわれたほどでした。
雨でびしょ濡れになり3回着替えました。
ちからいっぱいの訴えをしました。
街頭演説は目標の8割。荒天のため2割引となりました。
早くも喉がややかすれ気味。
いただきもののカリン酒を少し飲んでいます。
先輩の元市議・山田いちえさんが1991年秋に作ったというすごい年代物。まろやかな味です。
夜9時頃、食事をしたらいつの間にかうたた寝をしていました。
立候補しました!
ハンドマイクで歩く
2015-04-18
今日と明日は関まつりです。今夜は関市の本町通りで「あんどんみこしコンクール」が開催され、にぎわいます。
いよいよ明日は市議選の告示です。
中日新聞関支局から関市議会議員選挙候補者アンケートの依頼があり、昨日が回答の締め切りでした。夜遅くになってしまいましたが、回答をファックスで送信しました。
質問は次のようなものでした。
質問:関市には、刃物などの地場産業や小瀬鵜飼・円空などの伝統文化、豊かな自然など、数多くのアピールポイントがあります。関市の特色を生かして関を元気にしていくためにはどうすべきか、あなたの考えをお聞かせください。(50字以内でお願いします)
回答を50字でまとめるのに苦労しました。100字ほどの質問に50字で回答するというのはむずかしいものです。回答は中日新聞でごらんいただければと思います。(たぶん地方版だと思いますが。)
アンケートの趣旨について、依頼文に次のように書かれていました。
皆様の考える地域活性化策について読者の方に知っていただくことで、投票への参考にしていただこうというのが目的です。市議選では皆様のご意見・お考えを紙面上でご紹介する機会がなかなかないと感じており、投票に役立つ有意義な情報を少しでも読者にお届けしたいというのが、私どもの願いでもあります。
これを読んで、たいへん有り難いことだと思いました。
今回の関市議会議員選挙では、関市がはじめて「選挙公報」を新聞各紙に掲載します。(掲載予定日は4月22日)
関市まちづくり協議会は立候補予定者にアンケートを実施し回答をインターネット上に公開しています。(立候補予定者27人のうち26人が回答しています。)
そして、新聞社が「投票に役立つ有意義な情報」をと市議選で候補者アンケートをおこなうのもこれがはじめてのことです。
市議会議員も政策や考え方で選ぶ時代になりつつあるということを感じます。
私が街頭宣伝で訴えているのも政策と考え方です。
日本共産党はいつも政策の中身で選挙をたたかいますが、政見を有権者のみなさんに伝えるという観点からみて、いまの公職選挙法は制約が多すぎると思っています。
昨日はハンドマイクを持って町の中を歩き、街頭演説をして回りました。
家から出てきて話を聴いて下さった人、手を振ってくださった人、終わるまで話を聴いて拍手をしてくださった人もありました。とても励まされました。
今日もがんばります。
菜の花 (関市中之保)
先日訪ねた久須地区で撮影したもの。
菜の花の中に別の種類の花が隠れていますがわかるでしょうか。
答えは、ラッパズイセンです。
小さくてわからないと思いますが、むこうの電柱のところに、
立派な薪小屋がありました。
生活道路の補修
2015-04-17
先日、「市道の舗装が傷んでいるので直してほしい」という要望をいただきました。
それを土木課に伝えたところ、土木課は現地を調べ、応急措置をとってくれました。
市道の穴(1)
手前の黒っぽくなっているところが、今回、穴をふさいだところです。かなり大きな穴でした。右の方に大きな水たまりもあり路面の傷みも進んでいます。全体を舗装し直した方がよいと思いますが、それには少し時間がかかりそうで、当面、穴をひとつふさいだという状態です。
黒っぽくなっている埋めた箇所のその向こうに白っぽく見えている部分は、以前にご近所の方がご自分でコンクリートを使って穴を埋めたのだそうです。ありがたいことです。
それで思い出しましたが、「市議の中に、道路に穴があると、ご自分の軽トラックに道路補修材を積んで行って埋めるという方があって、人気を博している」と噂に聞いたことがありました。
個人の善意の奉仕についてとやかく言う必要はないと思いますが、市議としては道路管理者に責任を持ってもらうこと、しっかり管理させることの方が大切で、それが議員の役割ではないかと私は考えています。
高校生までの医療費を無料に!
2015-04-15
「高校生までを医療費無料化の対象にすること」を、私たち日本共産党関市議員団は関市議会で提案しました。
関市の尾関健治市長は
高校生までの医療費無料化には新たに6~7千万円の一般財源が必要となる。合併算定替特例が終了し普通交付税が縮小するなどのきびしい財政環境から、早急な助成拡大は考えていない。
※平成27年3月3日 さわたり直樹の代表質問への答弁
との立場を示していますが、私たちは財政上も可能であると見ています。
市町村が取り組んでいる子どもの医療費無料化の福祉医療制度は、子育て支援として有効であるだけでなく、経済的格差がひろがる中で子どもの命と健康をまもる方策としても大切だと考えています。
医療費が心配で入院や通院ができないということがないようにしたいものです。
「国民健康保険の資格証明書は命をおびやかすとても冷たい罰則」という昨日の記事の中で、高校生の短期保険証のことに触れました。
関市の実態をみると、
関市の短期保険証の高校生は246人
内訳 法第9条第3号によるもの189人
法第9条第6号によるもの 57人
※平成26年6月1日現在 厚生労働省の資料から
内訳は、高校生への短期保険証の交付が国民健康保険法の上で2種類に分かれていることを示しています。
「法第9条第3号によるもの」は、高校生も含む世帯全員が短期保険証の場合です。
「法第9条第6号によるもの」は、高校生は短期保険証ですが、同一世帯の他の家族が資格証明書の場合です。
いずれにしても246人の高校生は医療機関にかかりにくい状況にあると考える必要があると思います。
子育ての負担を軽減すると同時に、「せめて子どもたちは、お金の心配をせず安心して必要な医療を受けられるようにしたい」という親の願いにこたえるのが、「高校生までの医療費無料化」です。
現在、岐阜県では42市町村すべてで中学校卒業まで医療費が無料になっています。そのうち9つの自治体では、福祉医療の助成対象を高校生まで(中卒以上、18歳の年度末まで)に広げて医療費を無料にしています。
高校生まで医療費を助成している
岐阜県9市町村
入院・通院を助成
大垣市、山県市 郡上市
神戸町(ごうどちょう)、輪之内町、揖斐川町 池田町
東白川村
入院のみを助成
美濃市
※2014年4月1日現在 岐阜県の調査による
関市でも高校生までの医療費無料化をぜひ実現させましょう
と訴えていきたいと思います。
スイセン
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関市は県下ワースト2 国保資格証明書の交付
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国民健康保険(国保)の「被保険者資格証明書」をご存じでしょうか。
国民健康保険に加入している世帯のうち、保険税(または保険料)を滞納している世帯に対して、市町村が保険証のかわりに「被保険者資格証明書」(以下、「資格証明書」と略します。)を渡す場合があります。
通常は、国民健康保険に加入している人は、医療機関の窓口で保険証を提示して医療費の3割を自己負担で支払います。残りの7割は国保から医療機関に給付されます。
しかし、資格証明書では、医療機関の窓口で医療費の全額(10割)を自己負担で支払わなければなりません。保険給付の7割分は、後に本人の請求にもとづいて支払われます。保険給付分の立て替え払いを強制しているのです。
国保税を滞納するのは、ほとんどがやりくりに困っているからで、それなのに医療機関の窓口で医療費を10割、つまり通常の3倍以上の請求をされるのですから、支払が心配で医者にかかりにくくなります。
まことにいじわるで、「自己責任論」を振りかざした罰則なのです。
小森よしなお議員によると、「1日50人ほどが診療を受ける市内の診療所で、資格証明書で受診する人は年に1人あるかないかというくらいだ」とのことです。診療日を年間250日として試算すると、延べ1万2500人の受診者のうち資格証明書による受診が1人(0.008%)ということになります。資格証明書交付世帯の人は、ほとんど医療機関にかかっていないという実態がうかがわれます。
資格証明書は、交付された人を医療機関から遠ざけることになります。
その結果、診察を受けるのがおくれて病気が重症化したり、中には手遅れとなって命を落とす例が生まれています。
命をおびやかすとても冷たい罰則
それが資格証明書の交付です。
資格証明書を交付されている世帯が、関市はとても多いのです。
県議選 岐阜市で共産党の中川ゆう子さんトップ当選
2015-04-13
いっせい地方選前半戦。昨日12日の投開票の結果、岐阜県議選では岐阜市選挙区で日本共産党の中川ゆう子さんがトップ当選を果たしました。
岐阜県議選の岐阜市選挙区で共産候補がトップ当選
岐阜県議選の岐阜市選挙区(定数9)で、共産党の新人中川裕子氏(34)がトップで初当選を果たした。
道府県議選の道府県庁所在地選挙区で共産党候補がトップ当選するのは珍しい。
中川氏のほか自民党4人、民主党2人、公明党2人、無所属3人の計12人が立候補。中川氏は1万7093票を獲得し、2位に3225票差をつけて大きく引き離した。
中川氏は2007年、岐阜市議に初当選して2期務め、今回県議選に初挑戦した。(共同)
【日刊スポーツ 2015年4月13日0時50分】
統一地方選:共産新人がトップ当選 岐阜県議選・岐阜市
岐阜県議選の岐阜市選挙区(定数9)で共産新人の中川裕子氏(34)がトップ当選した。道府県議選の道府県庁所在地選挙区で共産候補がトップ当選するのは異例。(以下略)
【毎日新聞2015年4月13日1時39分】
http://mainichi.jp/select/news/20150413k0000m040111000c.html
「珍しい」、「異例」と評される中川さんのトップ当選。そこに示された民意に大きな意味があることを感じています。
安倍政権の暴走にストップをかけてほしいという願いが、日本共産党に託されている
と思います。
今朝のNHKテレビのニュースは、道府県議選で
「共産党、大きく議席を伸ばしました。」
と、日本共産党の道府県議が77議席75議席(2015-04-13-12:55訂正)から111議席に伸びたことを報じました。
東海地方では岐阜県議1,愛知県議2、静岡県議21(2015-04-14-4:40訂正)、三重県議2のほか、名古屋市議選では過去最高の12議席を獲得したとのこと。
本当にうれしいです。
後半戦をがんばりたいと改めて気持ちを引き締めています。
「家庭ごみ有料化」に対する関市議立候補予定者の賛否
2015-04-11
「選挙となると候補者は誰もが良い事ばかり言う」ということを有権者の方から言われます。
それで意見の違いがわからない、何が争点かわからないということです。
そういう中で、関市の「家庭ごみ有料化」は、今度の市議選の重要な争点のひとつではないかと思います。
「家庭ごみ有料化」は、具体的には「家庭用ごみ袋値上げ」という形で住民に負担増をもとめるということです。住民負担増によって行政経費を削減するーそのような「行財政改革」なのです。それが「改革」の名に値するのかどうか私は疑問に思っています。
関市長は、平成25年に1枚6円の家庭用ごみ袋を50円に引き上げる条例案を市議会に提出しました。住民の強い反発を背景に、関市議会では「賛成少数」で否決となり、家庭用ごみ袋の値上げは中止となりました。
「議会が否決したのだから、それで決着がついた」と多くの人が考えているのではないかと思われます。
しかし、残念ながらそうではありません。
関市当局は平成27年度中に条例改正をおこない、平成28年度から家庭用ごみ袋を1枚50円に引き上げる方針をすでに市議会に対して明らかにしました。選挙後の市議会に改めて条例改正案が提出されるのです。これは3月19日の市議会定例会閉会後の関市議会全員協議会で説明がおこなわれたもので、新人の方は別にしても、現職の市議は全員が知っています。
それなのに、もう決まったことだ、終わったことだということで済まそうしたり、あるいは選挙に臨もうとしているこのときに賛否を表明することに何か支障があるかのような回答をしている現職の方があることに、大変おどろかされました。
回答というのは、関市まちづくり協議会のアンケートに対する回答のことです。
一昨年の定例会で賛否が割れ、今後の重要な争点になるからこそ、関市まちづくり協議会は、この問題をアンケート項目に入れたのだと思います。
その回答の賛否を、有権者のみなさんにはぜひ見ておいてほしいと思います。
キジ イノシシ サル シカ ヌートリア
2015-04-09
「鳥獣被害がひどいので実情をみてほしい」
という連絡をいただき、昨日、上之保・武儀地域を訪ねました。
行く途中、武儀地域の生涯学習センターと津保川診療所を過ぎ坂を下りた辺りでキジ(雉)を見ました。ニワトリかと思ったのですが、よく見ると雄のキジでした。
とっとことっとこと小走りで、私の車の前を横切って道を渡っていき、道の脇の山の中に入っていったのです。「なんで飛ばないのか、危ないのに」と見送りました。キジのほうでは、「なんでこんなところを車が通るのか」と思っていたかもしれません。
最初に上之保地域のいちばん奥の集落まで行きました。
シカによる被害が深刻だということを知りました。
家の前の庭に菜の花が咲いていました。
その手前の茶色いかたまりはツツジ。若芽がきれいに食べられてしまって、その下から新しい芽が出始めています。
お話をしてくださった85歳の女性が
「うちは庭木の選定をせんでもいいんやよ」
と笑って言われるので、私もつい笑ってしまいました。
菜の花の周りの囲いもご自分で作られたそうでご苦労がしのばれます。