原発ゼロを求める日本科学者会議の決議
2013-10-19
「原発安全神話」は福島第一原発の過酷事故によって崩壊しました。
事故の責任と反省はどこにあるのでしょうか。
そしてこれからどうすべきなのでしょうか。
それを多くの人が考えています。
私も考えています。
その答えの中心が「原発ゼロ」だと思います。
「この問題に、科学者はとりわけ重い責任がある」と、先日、岐阜大学の先生が集会で語っておられました。そして、5月に、日本科学者会議が特別決議を上げたとのことだったので、探して読みました。
2年余が経過したいまも放射能の放出が続いている事故の深刻さを謙虚に認め、原発政策を強引に推進してきた政府・原子力ムラの責任を明確にし、原発ゼロの国民的合意を形成することこそ、政府・事業者・メーカー・学界の責任である。(日本科学者会議の決議からの引用)
まったくその通りだと思います。
当たり前の責任を果たさせることが、どうしてこんなにむずかしいのでしょうか。
決議にはありませんが、その責任を果たさせることが、国民の責任だろうと思います。
「原発災害を直視し、住民の安全確保と完全賠償を行い、原発ゼロの政策を推進せよ」
そういう国になるといいと思ます。
日本科学者会議第44回定期大会の決議の全文を掲載しておきます。
↓ 下のアドレスをクリックしてください
http://www.jsa.gr.jp/03statement/20130526b.pdf
このような決議を議会でも可決し、行動に移すことができるようにすることが、議員のとしての責任ではないかと考えています。
人間はまちがいを犯すものです。
それを正すのもまた人間です。
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日本科学者会議ホームページ
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