介護保険料の大幅な引き上げ
2015-02-13
2月12日に、関市議会議会運営委員会が開かれ、平成27年関市議会第1回定例会の日程と提出予定議案が決まりました。
詳しくは下記のリンクを開いてごらんください。
平成27年関市議会第1回定例会
※上記の色のかわっている文字をクリックするとリンクが開きます。
市長から合計54件の議案が提出される予定です。
その中のひとつが、
議案第11号
関市介護保険条例の一部改正について
平成27~29年度の介護保険料が提案されます。
大幅な引き上げです。
介護保険料基準額の引き上げ
月額4,400円 → 月額5,550円
(26.2%増)
同時に、「所得段階の変更」が実施されます。
所得段階の変更(10段階 → 9段階)
その結果、関市では、所得段階ごとの介護保険料の年額が下記のように変わります。カッコ内の引き上げ額と率は、私が付け加えたもの。
旧第1段階 26,400円 → 新第1段階 33,300円
(6,900円引き上げ 26.1%増)
旧第2段階 26,400円 → 新第1段階に同じ
(同上)
旧第3段階 34,320円 → 新第2段階 49,950円
(15,630円引き上げ 45.5%増)
旧第4段階 39,600円 → 新第3段階 49,950円
(10,350円引き上げ 26.1%増)
旧第5段階 44,880円 → 新第4段階 59,940円
(15,060円引き上げ 33.6%増)
旧第6段階 52,800円 → 新第5段階 66,600円
(13,800円引き上げ 26.1%増)
旧第7段階 58,080円 → 新第6段階 79,920円
(21,840円引き上げ 37.6%増)
旧第8段階 66,000円 → 新第7段階 86,580円
(20,580円引き上げ 31.2%増)
旧第9段階 79,200円 → 新第8段階 99,900円
(20,700円引き上げ 26.1%増)
旧第10段階 92,400円 → 新第9段階 113,220円
(20,820円引き上げ 22.5%増)
[出典:平成27年関市議会第1回定例会提出予定議案(概要版)]
引き上げ率をくらべると、ばらつきがとても気になります。
旧第3段階が45.5%増と、突出しています。
旧第3段階の引き上げ率が最も高くなるのは、新第2段階と新第3段階が同額になっているからです。なぜこのようなことになっているのでしょうか。
そして、最も引き上げ率が低いのが、最も所得の高い旧第10段階の22.5%増です。
このような引き上げ率のばらつき方を疑問に思います。
これで「公平」と言えるのか
どうも納得がいきません。
そして、一番の問題は、保険料を支払わなければならない側の問題です。
負担増の分をどこから捻出すればよいのか
介護保険料は3年ごとに見直されますが、際限のない引き上げが続いています。
去年は消費税が5%から8%に引き上げられました。
それなのに国は、「介護保険料をもっと出させろ」と自治体に押しつけているのです。
冬のナツミカン
夏みかんは、晩秋に色づくそうです。
おいしそうに見えても今はすっぱくて食べられません。
夏まで待つと酸味が減って食べられるとのこと。
夏に食べられるみかんという意味ですね。
本来は「夏代々(なつだいだい)」と呼ばれていたそうです。
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