子どもの医療費無料化の現状
2015-02-21
子どもの医療費を、関市は中学卒業まで無料にしています。
中学卒業までは、入院も通院も医療費の自己負担が不要です。
この制度に始めは反対していた人たちも、やがて賛成にかわっていきました。
関市でも、長年の住民運動と議会での取り組みがありました。
全国各地ですすめられた取り組みの結果は、
就学前まで助成している市区町村
入院 1,742市区町村(100%)
通院 1,720市区町村(98.7%)
2013年4月現在 厚生労働省の調査から
そのうち、
中学卒業まで助成している市区町村
入院 1,103市区町村(72.9%)
通院 831市区町村(56.7%)
2013年4月現在 厚生労働省の調査から
子どもの医療費助成を実施していない自治体はなく、関市同様、中学卒業まで助成している自治体も過半数を超え、多数派となっています。
当初、「乳幼児医療費無料化」と言っていた運動は、乳幼児の医療費無料化が実現し、「子どもの医療費を無料に」という運動に発展しました。
「乳幼児」から「就学前」へ、そして「小学校卒業まで」、「中学卒業まで」と順次対象を拡大し、現在は、「中卒以上」までを医療費助成する自治体もあります。
中卒以上まで助成している市区町村
入院 166市区町村(9.53%)
通院 157自治体(9.01%)
2013年4月現在 厚生労働省の調査から
こういった現状をふまえて、私たち日本共産党関市議員団は、「子どもの医療費助成を高校生まで拡大しましょう」と市議会の代表質問で訴えます。
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