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高校生までの医療費を無料に!

2015-04-15

ポスター 子育て安心の社会を 2015-04-15.png

「高校生までを医療費無料化の対象にすること」を、私たち日本共産党関市議員団は関市議会で提案しました。

関市の尾関健治市長は

高校生までの医療費無料化には新たに6~7千万円の一般財源が必要となる。合併算定替特例が終了し普通交付税が縮小するなどのきびしい財政環境から、早急な助成拡大は考えていない。

※平成27年3月3日 さわたり直樹の代表質問への答弁

との立場を示していますが、私たちは財政上も可能であると見ています。

市町村が取り組んでいる子どもの医療費無料化の福祉医療制度は、子育て支援として有効であるだけでなく、経済的格差がひろがる中で子どもの命と健康をまもる方策としても大切だと考えています。

医療費が心配で入院や通院ができないということがないようにしたいものです。

「国民健康保険の資格証明書は命をおびやかすとても冷たい罰則」という昨日の記事の中で、高校生の短期保険証のことに触れました。

関市の実態をみると、

関市の短期保険証の高校生は246人

 内訳 法第9条第3号によるもの189人

     法第9条第6号によるもの 57人

※平成26年6月1日現在 厚生労働省の資料から

内訳は、高校生への短期保険証の交付が国民健康保険法の上で2種類に分かれていることを示しています。

「法第9条第3号によるもの」は、高校生も含む世帯全員が短期保険証の場合です。

「法第9条第6号によるもの」は、高校生は短期保険証ですが、同一世帯の他の家族が資格証明書の場合です。

いずれにしても246人の高校生は医療機関にかかりにくい状況にあると考える必要があると思います。

子育ての負担を軽減すると同時に、「せめて子どもたちは、お金の心配をせず安心して必要な医療を受けられるようにしたい」という親の願いにこたえるのが、「高校生までの医療費無料化」です。

現在、岐阜県では42市町村すべてで中学校卒業まで医療費が無料になっています。そのうち9つの自治体では、福祉医療の助成対象を高校生まで(中卒以上、18歳の年度末まで)に広げて医療費を無料にしています。

 

高校生まで医療費を助成している

岐阜県9市町村

入院・通院を助成

大垣市、山県市 郡上市

神戸町(ごうどちょう)、輪之内町、揖斐川町 池田町

東白川村

入院のみを助成

美濃市

※2014年4月1日現在 岐阜県の調査による

関市でも高校生までの医療費無料化をぜひ実現させましょう

と訴えていきたいと思います。

 

スイセン.jpg

 

 

スイセン


 

***関連記事***

さわたり通信

「子どもの医療費無料化の現状」

2015-02-21

http://sawatarinaoki.blog.so-net.ne.jp/archive/20150221


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