関市議会議員当選者は平均62.57歳
2015-04-28
昨日は、街頭宣伝、選挙事務所の片付け、お世話になった方への挨拶、生活相談などで一日があっという間に過ぎていきました。
街頭宣伝で当選の報告をしていたら、通りがかりの人が、
「(投票で)あなたを書いたよ」
と声をかけてくださいました。選挙中に私の訴えを聞いたとのことで、家庭用ごみ袋の値上げについてのご意見をうかがいました。
電話で鳥獣被害の対策についてヒントをくださった方もありました。
昼食に行ったお店では、もっと若い人が活躍できる町にしてほしいというお話をうかがいました。関市議会の新しい顔ぶれには若い人がいないとのご指摘でした。
昨日の新聞には、県内他市の二十代の当選者のことが記事になっていました。
選挙戦では若さを前面に出し、街頭演説や集会で「最年少候補」と連呼。「三十年後も五十代の私なら、長期的な視野で政治ができる」と訴えた。
中日新聞2015年4月27日の記事から
それではすでに五十代の私の場合、若い彼よりも短期的な視野でしか政治ができないのでしょうか。「若いから長期的な視野で政治ができる」という考えには賛成できません。
しかし、重要なのはそこのところではなく、若い世代が今の政治で大切にされていないということだろうと思います。もう少し広げて言えば、若者だけでなく、国民が大切にされていないと私は考えています。
今回の関市議会議員当選者の年齢を見てみました。
関市議会議員当選者の年齢(平成27年4月26日)
平均 62.57歳
最年少 52歳
最年長 73歳
※五十代8人、六十代12人、七十代3人
確かに若者がいません。それに加えて改選前は1人の女性議員がみえましたが、今回は男性ばかり。その意味では理想的な構成とはほど遠いと言わなければなりません。その分、私自身もできるだけ広い視野で考えることが求められると改めて自戒しました。
夕方、心の悩みを抱える若者の話を聴きました。
「人とはかかわりたくない」という彼の言葉に、
あたたかい人間関係に飢え、苦しむ心が現れていました。
このような若者が元気に生きていけるようにするには何が必要かと考えさせられました。
宿題がどんどん増えていきます。
ニリンソウ 2015年4月
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