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美しいハエ取り器

2013-07-24

「ハエ取り器」というのものをご存じでしょうか。

ハエの習性を利用したトラップ(わな)で、ガラスで作られたものが昔はよく使われたようです。

中には、見た目がとても美しいものがあります。

885f7698.jpg

この写真を見て、ちょっと見とれてしまいました。ドイツの製品のようです。 

ハエがガラス瓶の底に開いた穴から中に入ると出てこられなくなってしまうのです。

Preis: 19,50 Euro

1ユーロ=131.34円とすると、

2700円くらいの値段のようです。

http://www.manufactum.de/fruchtfliegenfalle-glas-stehend-p1455785/?category=195281

花瓶のように花を挿して部屋に置いておくこともできます。こんな写真をみつけました。

imagesCAZTVQ6V.jpg

一石二鳥です。 

元のページはこちらです。

 http://kippermum.exblog.jp/15661161/

「ハエ取り器 ガラス」で検索した画像はこちら。( ↓ )

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&gs_rn=21&gs_ri=psy-ab&gs_is=1&pq=%E3%83%8F%E3%82%A8%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%99%A8&cp=6&gs_id=5o&xhr=t&q=%E3%83%8F%E3%82%A8%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%99%A8+%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9&rlz=1G1SNJB_JAJP547&bav=on.2,or.r_qf.&bvm=bv.49478099,d.dGI&biw=1058&bih=489&wrapid=tljp1374554690810014&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=kizuUbjqOtHOkAXbpoGIDQ

ハエ取り器がすばらしいのは、殺虫剤を使わなくて済むところだと思います。それに加えて造形が美しければ、なおいいですね。

実用一点張りのものものあります。ハエ取り器は市販されていて、中には、野外のハエ対策用で「一袋で何と20,000匹捕獲できます」という、つり下げ式の商品もあります。 ペットボトルなどで工夫して自作する人もあるようです。手間を惜しまなければ、たいへん安上がり。

「ハエ取り器 自作」で検索した画像はこちら。( ↓ )

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&gs_rn=21&gs_ri=psy-ab&gs_is=1&pq=%E3%83%8F%E3%82%A8%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%99%A8+%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9&cp=6&gs_id=4r&xhr=t&q=%E3%83%8F%E3%82%A8%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%99%A8+%E8%87%AA%E4%BD%9C&rlz=1G1SNJB_JAJP547&bav=on.2,or.r_qf.&biw=1058&bih=489&bs=1&wrapid=tljp1374563572602218&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=-SzuUd7dMMe2kAWeuYFQ

このハエ取り器、「コバエの大量発生」の対策に役立たないでしょうか。


関市公式ホームページの7月19日の情報に、

「コバエ」が大量に発生しています。 

という記事がありました。

関市の小野や志津野で、先週、大量発生したことを遅まきながら知りました。

近隣の市町村(富加町、多治見市をはじめ岐阜県内の東濃圏域や中濃圏域の市町村、また、愛知県、静岡県の一部の市町村)でも「クロバネキノコバエ」科の一種と考えられる「コバエ」が大量発生している事例が報告されています。発生場所や原因など不明な点が多く、また、有効な防除方法はわかっていないのが現状です。

殺虫剤を大量にまくのは問題がありそうです。 


関市生活環境課の担当者に問い合わせたところ、

「先週、3件ほど相談がありましたが、今週は相談がないという状況です。」

とのこと。

「ハエ取り器ってご存じですか?」

と尋ねたところ、知らないとのことでした。

そこでハエ取り器というものがあると説明をして、「コバエの大量発生の対策に役立つかもしれないと思ったのですが、調べてみてください」と話しておきました。

「そういう情報提供を待っておりました!」とのことでした。


「ハエ取り器」を若い職員が知らないのも無理はありません。

私も忘れていました。

この前、関市の学校給食の中に生きたハエの幼虫が見つかったとき、

ハエのことを調べているうちに、たまたま思い出したのでした。

遠い昔、身の回りでガラス製のハエ取り器を見かけた記憶がうっすらとある程度です。

そんなに遠くない昔、どこかの牛小屋か何かで実用的なハエ取り器を見たような気もします。

調べてみると、ハエ取り器のほかに、もっと高価な「補虫器」というものもあるようです。


昨年6月に、広島県府中町では、大量発生したクロバネキノコバエが府中北小の調理室に進入し、給食を取りやめて宅配式弁当に切り替えたということがあったそうです。

コバエは体長が小さく、網戸や隙間からも進入してしまうので、大量発生すると困ってしまいます。「人体には影響がない」けれども、「不快害虫」とされているということがわかりました。

ちなみに、ふつうのハエは「衛生害虫」とされ、注意を要することになっています。


先週、選挙で忙しい朝のこと。

私は街頭演説の原稿をつくろうと早朝から茶の間でパソコンに向かっていました。

私のそばに母が来て新聞を読み始めました。

母は私の邪魔にならないようにと黙って座ったのでした。

そのとき、一匹の黒いハエがブーンと飛んで来て、母の前のテーブルの上にとまりました。

私は慌てて、ものすごい早口で言いました。

「あっ!おかあさん、ハエ!!」

すると、母は新聞から顔を上げ、のんびりした口調で意外な反応。

「おはよう!今朝は涼しくて気持ちがいいねぇ~」

「・・・・・・」

「どうしたの?」

「もしかして、それって、ぼくに言っとるの?」

「そうやよ」

「『おかあさん、ハエ!』って言ったんやよ

「オハヨウって聞こえたよ」

「そんでか。ハエに言っとるかと思った。また、ていねいにハエにあいさつするもんやなぁと思ったよ」

「ぼけたと思った? 私も歳をとったんかな。いやんなってまう!」

私が早口すぎたのでした。

それから、あらためて母とおはようのあいさつをすませ・・・

そんなやりとりをしているうちに、ハエはどこかに行ってしまいました。

今度どこかでガラスのハエ取り器を見つけたら、買ってみようかなと思いました。殺虫剤より、ハエ取り器のほうがいいなと思う、今日この頃です。

でも、今時、その辺にはなかなか売ってなさそうです。

どこかの骨董屋に、昭和のハエ取り器が眠っているかもしれませんね。


追記:クロバネキノコバエには、ハエ取り器は有効ではないことがその後わかりました。このことについては、「学校給食の異物混入ー対応マニュアルとコバエ」(さわたり通信2013年10月1日)で触れています。(2013年10月2日)

 

 

 

 


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