介護保険料の市独自軽減を可決
2015-05-13
季節外れの台風6号が温帯低気圧に変わりほっとしました。
今日はよい天気になりました。
手前は麦畑
むこうの山の谷間は朝靄につつまれているのでしょうか。
まるで雲がわいてくるような様子に見えました。
5月11日(月)に、平成27年関市議会第1回臨時会が開かれました。
先月の市議選後、はじめての市議会です。
正副議長の選挙が行われ、各議員の所属委員会等が決定されました。
日本共産党関市議員団は以下のように所属が決まりました。
さわたり直樹 文教経済委員
小森よしなお 総務厚生委員、議会運営委員
2人とも、改選前と同じ委員会です。小森議員は都市計画審議会委員も引き続き務めます。
議会人事のほか、今回の臨時会では、市長から提出された専決処分5件を承認、介護保険条例一部改正の議案1件を可決、人事案4件に同意しました。
特筆すべきは、介護保険料の一部について負担軽減が図られたことです。
今春、介護保険料が大幅に引き上げられました。引き上げられた保険料のうち、一部について引き下げることが決まりました。
関市では第6期(平成27年度~29年度)の介護保険料基準年額が66,600円となり、前期比26%増という制度始まって以来の負担増です。関市の場合、所得区分を昨年度までの10段階から9段階に減らし、新第1段階~第9段階までの所得区分に応じて介護保険料の年額が算定されます。基準額に相当するのが新第5段階で、それより低い所得区分の新第1~4段階は保険料が減額され、新第6~9段階は逆に保険料が加算されることになっています。
このうち、新第1段階は国の施策により若干の軽減をおこない、前期比で約46%もの保険料値上げになっていた新第2段階については市独自で軽減をおこなうというのが、今回の条例改正案でした。具体的には、
新第1段階は、3,570円減額し年額29,970円とする
新第2段階は、6,660円減額し年額43,290円とする
私たち日本共産党関市議員団は、軽減内容がこれだけでは不十分であることを指摘した上で、
初めて市独自で軽減を図ることを
一歩前進として評価する
との討論をおこない、介護保険料の一部軽減に賛成しました。他会派からの発言はなく、全会一致で可決されました。
関市における介護保険料の独自軽減は、
市町村が国の言いなりでは
住民のくらしを守ることができない
ということを示しました。
医療・介護の負担を軽く
この公約を実現するために、引き続き軽減努力を求めていく考えです。
*** リンク ***
関市議会 議員名簿
http://www.city.seki.lg.jp/0000001651.html
*
関市議会 委員会別名簿
http://www.city.seki.lg.jp/0000001573.html
*
平成27年関市議会第1回臨時会の議決結果
http://www.city.seki.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1598/h27_1r.pdf
コメント 0