コバエで学校給食が中止に
2013-10-10
学校給食の異物混入が続いています。先月は可児市のコバエの混入が大きなニュースになりました。昨日は、関市の学校給食センターでコバエが大量にみつかり、給食の提供が中止になりました。夜のNHKニュースでも流れていましたが、全国的なニュースになったようです。
中日新聞速報の後のニュースによると、大鍋の中に発見されたコバエの数は「約10匹」、その他の調理器具などに付着していたコバエも合わせると「数百匹」とされています。
調理前に発見されたことで、コバエの混入した給食を提供してしまうという事態を避けることができたようです。
家庭ごみ有料化を関市議会が否決
2013-10-08
10月7日、関市議会第3回定例会本会議(最終日)が開かれ、討論・採決がおこなわれました。
家庭の可燃ごみの処理を有料化し、指定ごみ袋の値上げをおこなうための「関市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正」が、賛成少数(賛成8)で否決となりました。
日本共産党関市議員団は、家庭ごみ有料化の問題を重視して、第2回定例会で小森よしなお議員が、今回の第3回定例会では小森議員と私の2人が一般質問で取り上げ、「家庭ごみ有料化に反対する請願書」の紹介議員となり、ごみ処理の受益者負担強化にストップをかけるためにがんばってきました。
最終日の本会議では私が討論に立ち、一定量の家庭ごみ処理は税金でまかない、それを超過した分については受益者負担を求めるという現行制度の枠組みを維持するよう求め、条例改正に反対をしました。
尾関健治市長は定例会閉会式で「(否決を)真摯に受け止める」と述べ、閉会後に開かれた議会全員協議会の席上、担当部長は「白紙に近い見直しをおこなう」との意向を示しました。
これで家庭用の指定ごみ袋を1枚6円(世帯人数別基準枚数分が6円、超過分は1枚300円)から一律50円にする(1年間は半額とする経過措置をおこなう)等の来年度の計画は中止となりました。
ただし、市当局は、プラスチック容器包装類のリサイクル廃止を、方針通り来年の春から実施したいとの意向です。これは、条例で定めたものではないので議会の承認は不要で、市長の裁量で廃止が可能になっています。
関市にある旧徳山民家
2013-10-06
ふだんの夜は真っ暗の小径を
行灯が照らしています
行灯の中にはろうそくが立ててありました
奥の方の灯りが、旧徳山民家です ↓
近づくと、建物が見えてきました
茅葺き屋根の一軒屋です
雨戸も障子も外されています ↓
あまり知られていないと思うのですが
関市には「旧徳山民家」があります
ダムの底に沈んだ徳山村にあった古民家が移築され
「やすらぎの家」と名付けられています
場所は、郊外の関市中池運動公園の中
4日の夜、その徳山民家でミニコンサートがありました
私が到着したときには屋内はもう満席
庭に並べられたベンチにすわって演奏を聴きました
いつの間にか「30億円」に増えている
2013-10-03
いわゆる「平成の大合併」で市町村合併をおこなった自治体には、共通の特有な財政問題があります。
地方交付税交付金のうちの、「普通交付税交付金の合併算定替特例(がっぺいさんていがえとくれい)」の終了です。
合併をしてから10年を経過すると、国から自治体に交付される財源が減るということなのです。
これは合併する前からわかっていたことで、市町村合併にはいろいろな理屈がつけられましたが、詰まるところ地方への交付金削減によって国の負担を減らすためにおこなわれたのです。
しかし、急に財源を削減すれば自治体は困ってしまうので、10年間は、合併前と同様に計算した額が国から交付されることになっています。それを「普通交付税の合併算定替特例」と呼んでいます。
その10年間の猶予期間(合併特例期間)に、合併自治体は「行財政改革」に取り組むということになっているわけです。実際、関市も行財政改革に取り組んできました。たとえば、議会の場合、旧6市町村で83名いた議員を定数25に削減。約70%の定数削減をして、財政削減に「貢献」しています。首長は6人から1人に減り、市職員(正職員)は合併時から10年間で150人削減する計画でしたが、10年経過を待たずにすでに前倒しで計画を達成しました。
関市の場合、平成17年2月に関市と武儀郡5町村(板取村、洞戸村、武芸川町、武儀町、上之保村)が広域合併をしたので、平成17年度から数えて10年目が平成26年度です。平成27年度から普通交付税が減り始めます。これは段階的削減ということになっていて、平成27~31年度の5年間に段々と減り、平成32年度から、特例分の交付税はゼロになります。
それで関市では、いったい交付金がいくら減るのか?
「30億円」だそうです。
この額は尾関健治市長が今回の市議会での答弁の中で示した数字で、平成26年度と平成32年度をくらべると、交付金の額が30億円少なくなるという意味です。
しかし、この金額にどうも違和感がありました。調べてみたところ、ちょうど2年前、尾関市長は「約20億円」と言っていました。
驚いたことに、それがいつの間にか「30億円」に増えているのです。
使えるお金が増えるのなら良い話で万々歳ですが、そうではありません。使えなくなるお金が10億円も増えてしまうのでは困ってしまいますが、どういうことでしょうか。
これについては、市議会に対しても、市民に対しても、何も説明がありません。
学校給食の異物混入―対応マニュアルとコバエ
2013-10-01
7月に、関市の2つの小学校で、学校給食に異物混入が相次いで見つかり、ニュースになりました。
1件は、生きたハエの幼虫。
もう1件は、パンフレットをとじるホチキスの針のような細い金属片の曲がったもの。
どちらも混入の原因は今も不明のままです。このことは、20日の関市議会一般質問でも確認をしたところです。
原因不明ということは困ったことで、関係者が「今まで以上に気をつける」ということになります。具体的な対策としては特に新たな対策も考えられず、再発防止という点では心許ないところがあります。
今回の異物混入を踏まえて、関市は異物混入に関する対応マニュアルを新たに作成しました。(今まではなかったそうです。)
しかし、対応マニュアルがあってもうまくいかない場合があります。可児市の学校給食のパンにコバエが混入していたというのがそれです。
学校給食調理の民間委託はムダの削減にならない
2013-09-28
27日に関市議会の文教経済委員会は、1日目の審査を終了しました。
関学校給食センターの調理業務の民間委託方針にかかわって、現在直営の同センター調理員の人件費総額を再確認したところ、
1億4408万3千円(平成24年度決算額)
であることがわかりました。
一方、これを民間委託にした場合の人件費は、
1億3500万円
と計算しているそうです。つまり人件費は差し引き900万円の減ということになります。
これに消耗品費や支払手数料などの経費を加え、業務委託の1年分の上限額を
1億4400万円
に設定したとのこと。二転三転しましたが、これが市当局の最終的な答弁です。
この民間委託は、やはりメリットがありません。
家庭ごみ有料化の条例改正案を委員会が否決
2013-09-26(2)
今日開かれた関市議会の総務厚生委員会で、家庭ごみ有料化(指定ごみ袋の値上げ)のための条例改正案が賛成少数で否決となりました。
議案第89号 関市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
委員長を除く7名の賛否
賛成した委員 2名(市政クラブ、平成会)
反対した委員 5名(共産党、明政会、公明党)
2件の請願については、次のような結果になりました。
請願第1号 脱原発を求める請願 → 不採択
請願第2号 家庭ごみ有料化に反対する請願書 → 採決せず
請願第2号は、議案第89号が否決されたため、「願意は充たされた」と委員長が主張、小森よしなお委員以外の委員がこれに同調し、採決がおこなわれませんでした。これは不当な扱いで請願権を侵害するものだと、小森議員が抗議をしました。
委員会の審査結果については、10月7日の本会議5日目(最終日)で、委員長報告がおこなわれ、その後、討論・採決がおこなわれます。最終的な結論は本会議で決まります。
御答弁は「誤答弁」だった!
2013-09-26
関学校給食センターの調理業務の民間委託は「あまり財政削減にならない」と、先日、このブログに書いたところです。
しかし、これは訂正の必要がありそうです。
関市議会の20日の一般質問のとき、
「平成24年度決算で、関学校給食センターの調理員の人件費はいくらですか」
という私の質問に、
「約1億5千万円です」
と教育委員会事務局長はお答えになった。
それで私はその御答弁を基に9月23日のブログの記事を書いたわけです。
しかし、実は釈然としないものがありました。
1億5千万円という数字が、私が思っていた数字と違っていたからです。
いずれにしてもこの件は、27日の文教経済委員会でもう一度確認しようと思っていました。
しかし、がまんできなくなり、昨日、総務厚生委員会を傍聴しましたが、その合間に、教育委員会事務局長に電話をしました。
すると、アッサリとこう言われたのです。
「あれは間違っていました」
数字を見間違えていたのだそうです。
私が「御答弁」だとありがたがっていたものは「誤答弁」だっというわけです。
これはいただけません。
ごみ袋値上げの委員会審査
2013-09-24
関市議会第3回定例会の一般質問が今日で終わりました。3日間にわたった代表質問・一般質問で、合わせて16名の市議が質問をしました。
明日からは、3つの常任委員会による議案審査が始まります。
25日、26日は総務厚生委員会。市長提案の12件のほかに請願2件の審査がおこなわれます。
委員会の審査は、担当部ごとにまとめて議案説明とそれに対する質疑が順次おこなわれます。すべての部局の説明・質疑が終わると、議案ごとに討論・採決がおこなわれます。そのため、どの議案を何時から審査するかはわかりません。
もし、予定の2日間で審査が終了しなかったらどうするのか。実はそのために、委員会予備日という日が設けてあります。しかし、私の知る限りでは、予備日まで使ったことはありません。
今定例会の焦点、家庭ごみの指定ごみ袋の値上げについての条例改正案は、市民環境部の所管ですが、その審査は、26日に審査ということになりそうです。(あくまで予想ですが)
2件の請願は、19日に議会に上程され、総務厚生委員会で審査されることになりました。市長提案の説明・質疑のあと、最後に議題となります。これも26日になります。
請願第1号 脱原発を求める請願
請願第2号 家庭ごみ有料化に反対する請願
この2件です。
請願の説明は紹介議員がおこなうのが関市議会の通例で、今回は2件とも、総務厚生委員の小森よしなお議員(日本共産党関市議員団)がおこない、質疑を受けます。
本当は請願者を委員会に呼び、説明をしてもらい、質疑を受けてもらうのがよい。私たち日本共産党関市議員団は、そう考えています。しかし、なかなかその合意が議会内で得られません。
今朝、請願第1号の紹介議員3名で、総務厚生委員長に「請願について委員会で十分な議論をおこなってほしい」と申し入れをおこないました。
委員会は傍聴できますが、先着順で8名までです。
学校給食調理は直営がよい
2013-09-23
学校給食調理は直営がよい。
20日の関市議会での一般質問を振り返って、改めてそう考えています。
関市は、来年9月から、関学校給食センターの調理業務を民間に委託する方針で、開会中の関市議会第3回定例会に、民間委託の為の予算計画(債務負担行為補正)の承認を求めています。
それで学校給食が良くなるのであれば結構な話ですが、そうではありません。
民間委託と聞くと、多くの人が「民間委託にすれば、公務員削減、行政の経費削減になるからいいことではないか。公務員の給料は高すぎるから」と、ほとんど反射的に思ってしまうのではないでしょうか。
しかし、実態を知れば、それが大きな誤解であることがわかると思います。
関学校給食センターの仕事を生き生きと伝える「広報せき」の記事を、私は一般質問で紹介しました。9月10日のこのブログの記事でも紹介しましたが、改めて下記にリンクを貼り付けておきます。
市民目線で関市を調査!! それ行け! 市民記者
関の給食は美味かった!!
子どもたちの食は大きな愛で守られていた!
『広報せき』2011年1月1日号「関の給食は美味かった!!」(←クリック)
市民記者も”絶賛”している学校給食センターの仕事。なぜ、それを担ってきたプロ集団を解体して、民間に委託しなければならないのかと思います。
子どもたちの食を守ってきた”大きな愛”を、もっと大切にすべきではないでしょうか。
ごみ袋1000枚買ってもいい?
2013-09-15
「ごみ袋を1000枚買ってもいいの?」
ある人からそう尋ねられました。
その思いがけない枚数がピンと来なくて、思わず聞き返しました。
「1000枚?」
「ごみ袋の値上げで、1年間だけ半額なら、たくさん買っておいたほうが得だから、1000枚くらい買っておくといいかなと思って。」
「なるほど!」
関市では、来年度から、家庭用のごみ袋について現在の基準枚数制限を取り払い、ごみ処理費の一部を袋の販売価格に上乗せしようとしています。ただし、1年間は経過措置として半額にします。これが今週、関市議会に提案された条例改正案です。
条例改正が可決されれば、45リットルの大袋の場合、現在の1枚6円が50円になるけれど、1年間は25円で買えることになります。年間100枚使う人の場合、1年分100枚で2500円、10年分1000枚で25000円の節約になるというわけです。
半額で買えるだけ買っておいた方が得をします。
”経過措置”を逆手にとる、”庶民の知恵”です。
ひこうき雲
2013-09-13
9月4日の豪雨は、ひどいものでした。
あれからもう1週間以上になりました。
時間雨量100ミリを超えるような雨が降ると、どこでも洪水になってしまいます。
その日、関市の最大雨量は1時間に50ミリ前後であったようです。
関市は、隣の岐阜市などと比べると雨量が少なかったのです。
しかし、帰宅途中の特別支援学校の生徒が帰宅途中に川に転落しました。
懸命の捜索活動がおこなわれました。
12日の午後午前、長良川で、ご遺体が発見されたそうです。
せめて見つかってくれればと願っていましたが、ご家族は深い悲しみに沈んでおられることと思います。
ご冥福をお祈りします。
9月20日に一般質問をします
2013-09-12
昨日、関市議会定例会の一般質問の発言要旨の通告が締め切られ、抽選で順序を決めました。
日本共産党関市議員団の2人は9月20日に質問をおこないます。
さわたり直樹 9月20日11:00頃~
1 学校給食調理の民間委託方針は見直しを
2 家庭ごみ有料化とクリーンプラザ中濃の管理運営について
小森よしなお 9月20日15:00頃~
1 家庭ごみ有料化計画について
2 脱原発宣言について
詳細については、下記のリンクを開いてごらんください。
関市議会ホームページ
↑ クリック
関市議会定例会がはじまりました
2013-09-10
本日、平成25年関市議会第3回定例会が開会しました。会期は10月7日までの28日間です。
開会日には市長が議案を上程します。
尾関健治市長は、早口言葉がはてしなく続くような調子の早口で議案の上程説明をしました。
もうこれ以上はないというようなそのスピードは、おそらく全国トップクラスではないかと感心するほどです。
私たち議員は資料を見ながら説明を聞くのですが、ついていくのがなかなか大変です。
それで私は、普段はあまり資料を見ないで、話を聞いてメモをとるのに専念することが多いのです。
しかし、今日は、資料を見ました。
それというのも、今回からipadが本格的に議会に導入され、その操作に慣れる必要があったからです。
やはり操作にまごついたりして、あまりメモがとれませんでした。
でも、市長が、私の注目している事柄について説明で触れなかったことはわかりました。
補正予算の中の、学校給食調理の民間委託に関することです。
家庭ごみ有料化に反対する請願書が関市議会に提出されました
2013-09-07
9月6日、「家庭ごみ有料化に反対する請願書」が、関市議会議長に提出されました。
足立太一議会事務局長(右、議長の代理)に
請願書を提出する民商、新婦人の会のみなさん
提出者は、中濃民主商工会、中濃民商婦人部、中濃民商関西支部、中濃民商関東支部、全日本年金者組合岐阜県本部関支部、障がい者自立支援法を考える会せき、関市の社会保障を良くする会、新日本婦人の会関支部の各団体の代表者です。日本共産党関市議員団の2名が紹介議員になりました。
請願の趣旨と請願事項は以下のようになっています。
【請願の趣旨】
関市は、これまでごみ処理費用は市民負担ゼロでしたが、「来年4月1日から家庭ごみの有料化をする」として、9月議会で決めようとしています。この間行った住民説明会では、22ヶ所1084名の市民が参加しており、関心の高さを示しています。
多くの市民からは「ごみの処理は税金ですべきではないか」「新たな増税ではないか」「上下水道料金、国保税と相次ぐ値上げにこれ以上の負担は無理」「ごみの減量化のためというが、もっと行政の努力も必要ではないか」など、有料化に反対や疑問の声があげられています。
市民の所得も下がっている中で、家庭ごみの有料化は市民生活に重大な影響をおよぼします。関市は、有料化してごみを減らすとしていますが、もっと市が市民と知恵をだしあってごみ減量・リサイクルにとりくむべきではないでしょうか。
以上の理由から、下記の事項について請願します。
【請願事項】
家庭ごみ有料化計画は中止すること
家庭ごみ有料化に対する市民の反発の大きさは、市議会各会派にも影響を与えています。
関市議会第3回定例会は9月10日に開会し、提出された請願の取り扱いは同日の議会運営委員会で決められます。
脱原発を求める請願が関市議会に提出されました
2013-03-06
9月3日、「せき・みの原発問題を考える会」の代表6名の方が、太田博勝・関市議会議長に、「脱原発を求める請願」を提出しました。
6605筆の請願署名が添えられています。
関市議会議長(右)に署名を手渡す河田仁さん(中央)
請願事項は、次の2項目
1 関市として「脱原発宣言」を定めること。
2 敦賀・美浜・大飯・浜岡をはじめとする、全国の原発の停止・廃炉を求める意見書を国に提出すること。
この請願は、「原発をなくしてほしい」という世論を、関市議会がどう受け止めるのかが問われる極めて重要な案件だと考えています。
日本共産党関市議員団は、平成会の桜井幸三議員と共に請願の紹介議員になりました。
原発事故と小児甲状腺ガンの多発
2013-08-31
福島県で、子どもの甲状腺がんが発症しています。率直なところ、「小児甲状腺ガンの多発」と言ってよい、深刻な状況がおこっていると思っています。
福島県の「県民健康管理調査『甲状腺検査』の実施状況について」が、8月20日に公表されました。
放射性物質による健康被害は、外部被ばくによるものと、内部被ばくによるものに分けられます。
内部被ばくによる健康被害は、日本を含めて国際的に軽視されてきた経緯があるようですが、チェルノブイリ原発の事故(1986年)の後、子どもに甲状腺がんが多発し、これが放射性ヨウ素(ヨウ素131)による内部被ばくによるものだということが明らかになりました。水素爆発を起こし莫大な放射能を放出した福島第一原発の周辺地域でも、甲状腺ガンの発症が増えるのではないかと心配されています。
そのため、福島県では、2011年3月11日に18歳以下であった36万人について、順次、甲状腺検査を進めています。平成23年度から今年の7月31日までの状況をまとめたのが今回の発表です。
現在、平成23年度と平成24年度の検査対象者の中で、合計43人が、甲状腺がんまたは甲状腺がんの疑いとされています。
一次検査の結果が確定した192,886人(二次検査の結果が確定していない平成25年度分を含む)に対して、43人ですから、
192,886人÷43人≒4486人
およそ4,500人に1人の割合で、甲状腺がん(「疑い」を含む)が見つかったことになります。これは「有病率」というべきものではないかと思います。
甲状腺がんは子どもはかかりにくい病気とされ、多目にみて100万人に1~2人とされています。これは「発症率」というべきものです。
有病率と発症率を単純に比較することはできません。
通常はある集団の全員について、甲状腺がんの有無を調べたりはしませんから、今、福島で行われている調査結果のデータは、比較の対象がないのです。わざわざ検査をしなければ甲状腺がんだと気づかない例も、今回の調査では見つかるわけです。
(有病率)>(発症率)
となるのは、当然です。
それにしても、4,500人に1人というのは、大変な数字です。
しかし、このニュースは、8月21日の新聞報道でとても小さく扱われました。その理由は、この検査結果と原発事故との関係が「否定」されているからだと思われます。
なぜ派遣労働を拡大するのか
2013-08-23
厚生労働省の有識者会議(座長:鎌田耕一・東洋大学教授、委員は7名→構成員名簿参照)による「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会 報告書」(平成25年8月20日)が公表されました。
企業が1つの業務に使用できる期間を最長3年に制限する現行ルールを撤廃し、労働組合の同意を条件に人を入れ替えれば派遣を使い続けられるようにすべきだとする報告書をまとめた。(中略)企業にとっては、派遣が活用しやすくなり人件費の抑制につながるメリットがある。(岐阜新聞2013年8月21日朝刊「派遣『最長3年』撤廃を 厚労省研ー労働者入れ替え前提」抜粋)
派遣労働をいっそう拡大するという考えで、これではますます日本の賃金はさがり、内需も縮小していくでしょう。
進むべき方向がまったく逆だと思います。
景気はよくなるか―関市景気動向調査の結果報告
2013-08-22
8月15日に内閣府が公表した「月例経済報告」(平成25年8月)を見ると、「景気は、着実に持ち直して」いるそうです。
景気は、着実に持ち直しており、自律的回復に向けた動きもみられる。
先行きについては、輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、
企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうこ
とが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を
下押しするリスクとなっている。
それより以前の「地域経済動向」(平成25年5月28日)の「地域別の動向・東海」でも、
東海地域では、景気は持ち直している。
・ 鉱工業生産は持ち直している。
・ 個人消費は持ち直している。
・ 雇用情勢は改善している。
”アベノミクス”の経済効果が関市にどのようにあらわれているのでしょうか。
「平成25年度関市景気動向調査 結果報告」(関市経済部商工課)が、7月24日に公表されました。(上の色の違う文字の部分をクリックすると、原文の全10ぺーじを表示します。)尾関健治市長の定例記者会見で発表されたものです。関市公式ホームページの新着情報には7月30日付で掲載されました。
この調査は、関市の製造業414事業所を対象に5月~6月にかけておこなわれたものです。
従業員50人以上の主要な事業所77社には訪問調査がおこなわれ、回収率100%。この訪問調査には関商工会議所の協力を得ています。
ほかの337事業所には調査票を郵送し、174社から回答を得ました。回収率は51.3%です。対象としたのは「従業員7人以上」の製造事業所とのこと。
全体では、414事業所中、251事業所の回答で、回収率は60.6%です。
251事業所で仕事に従事する人数は不明ですが、「主要企業」を含んでおり、回収率からみて関市の製造業の傾向をある程度示している調査だと思います。
「調査結果総括」では、売上高の増減に着目してデータを示しています。
売上高が増加(やや増加を含む)と回答した事業所
8%(H21)→36%(H22)→37%(H23)→41%(H24)→37%(H25)
売上高が減少(やや減少を含む)と回答した事業所
43%(H24)→40%(H25)
売上高が不変と回答した事業所
16%(H24)→23%(H25)
このような変化をふまえて次のように述べています。
「景気の悪化に一定の歯止めがかかり、回復傾向にある企業が増えてきている」
「景気回復の波に乗れない企業が多いのも現状」
「業種や企業規模によっては依然として厳しい状況が続いているところも多い」
「売上高が増加」の企業が増えたのは、どうも民主党政権の時代のようです。平成25年度は前年度より4ポイントさがっていますが、どう見ればよいのでしょうか・・・。
「景気悪化に一定の歯止めがかかっている」ということを否定するつもりはありませんが、問題は、「回復傾向にある企業」がこの先も増え続けるのか、景気がよくなって、雇用環境が改善し、賃金があがるところまでいくのだろうかということです。
アベノミクスを評価し支持する人は、このままどんどんよくなっていくと期待している、あるいはそう信じたいのだと思います。
しかし、そうなるとは、私には思えないのです。
やはり、景気の底上げには内需拡大に向かうことが必要だと思いました。
パブリックサーバントについて
2013-08-18
「パブリックサーバント」という言葉がありますが、私はあまり好きではありません。
最初にこの言葉に注目したのは、河村たかし名古屋市長が使っているのを、テレビのニュースで聞いたときでした。
「公務員はパブリックサーバントやで・・・」
というような言い回しで、河村市長は何かを話していました。内容は忘れましたが、そのフレーズが耳に残りました。
「公務員は全体の奉仕者」
と憲法で定めているのですから、そう言えばよいのにと思いました。
なぜ、わざわざ英語を使って「パブリックサーバント」などと言うのでしょうか。
これを私のように英語に疎い者が誤訳すると
「公の僕(しもべ)」
あるいは
「公共の召使」
ということになります。
いやな感じだなと思います。
私が「パブリックサーバント」という言葉に感じるのは、公務員をことさらに見下すような、ある種の公務員蔑視です。
時給を引き下げる民間委託
2013-08-17
岐阜県の最低賃金「時給713円」という仕事を、みなさんは具体的にご存じでしょうか。
会った人に、いきなり「あなたの時給はいくら?」とお尋ねするのも失礼な話なので、なかなか聞けるものではありません。それで、身近な人が時給いくらで働いているのか、私もあまり多くは知りません。
先日、関市の公共施設の管理をまかされている民間会社ではたらいていたという人と話をする機会がありました。
「時給はいくらでしたか?」
と、思い切って尋ねてみました。
「713円やったよ。」
と、あっさり教えてくださいました。
「どうして、そんな中途半端な額なのかわかりますか?」
と尋ねてみました。
「どうしてなんかわからんけど、私も713円なんて細かい決め方やなあと思っとったんやて。」
「最低賃金というものがあって、日本では都道府県別に決めているんやけど、713円というのは岐阜県の最低賃金です。それより1円でも安くすると違法になってしまう。できるだけ時給を低くすると713円ということになります。」
「そんなら、サイテーってことやね。やっぱり何かわけがあると思ってたけど、やっぱりねぇ・・・・」
このやりとりを隣に居て聞いていた人も、
「委託を受ける会社はそうやって儲けとるんやね。どうせ、市のやることはそんなことやわ。」
と残念そうな顔でした。
関市では、御多分に洩れず、「行財政改革」の一環として、公共施設の管理運営などが次々に民間に委託されてきました。
その民間委託が、働く人の時給を最低賃金にまで引き下げる結果になっています。
アジア・太平洋戦争の哀しみ
2013-08-16
昨日は、68回目の終戦記念日でした。市内11カ所で街頭宣伝をしました。
1945年8月15日、日本の降伏が国民に知らされました。(戦争が終わったのは降伏調印式がおこなわれた9月2日です。)
アジアで2000万人、日本で310万人が、日本の軍国主義の下でおこなわれた侵略戦争の犠牲となりました。
平成の大合併前の旧関市では1070名が戦争で命を奪われたそうです。
これは「関市史」の編纂にかかわった安藤孝雄先生に教えていただきました。
この戦争が、日本がおこなった最大・最悪の戦争であったことは間違いありませんが、その戦争の呼称が未だ定まっていないようなところがあります。第二次世界大戦、太平洋戦争、十五年戦争、大東亜戦争。「先の大戦」とか「あの戦争」などと、ぼかして言ったり、単に「戦争」と言うことも多いのではないでしょうか。
安倍晋三首相が「侵略の定義は定まっていない」などと、デタラメな答弁を国会で平気でおこなうような有様ですから、戦争の呼称さえもきちんと定まらないということだと思います。何とも心許ない話です。
「しんぶん赤旗」では、「アジア・太平洋戦争」(2013年8月15日付「主張」)としています。
15日夜のNHKの特集番組に出演していた岡本行夫氏は、「私は『アジア・太平洋戦争』と呼ぶのがよいと思う」と言っていました。
調べてみて、岩波書店から「アジア・太平洋戦争」(吉田裕著)が、2007年に出版されていることを知りました。(まだ読んでいませんが・・・)
私は、これまで「第二次世界大戦」、あるいは「太平洋戦争」と言ってきたのですが、日本がおこなった侵略戦争を示す言葉として、これからは「アジア・太平洋戦争」と呼ぶことに決めました。
戦時中の直接体験の記憶をもつ人を75歳以上と仮定すると、今年7月の人口推計で、人口の12.2%(男9.6%、女14.7%)になります。(記事の末尾に統計データのリンクが有ります。)
戦争体験世代が少なくなってきました。
テレビのニュースで、戦争で兄を亡くしたという女性が涙をぬぐいながら語っておられました。
「今でも、哀しくて仕方が無い」
「戦争だけはしてはいけないと、それだけは心に思っています」
自分も含めて戦争を知らない世代は、その哀しみを自らの哀しみとして受け継いでいくことが必要だと思いました。
全国革新懇の代表世話人の一人で、著名な財界人である品川正治さんは、中国戦線に送られて敗戦を迎え、帰国するときの船上で、初めて日本国憲法第9条を読んだときのことを語っています。
「突き上げるような感動に震えた」
そのときの品川さんの心持ちを想像しました。
戦争の惨禍の下で、物言えぬ国民の心の中にあった平和への渇望を感じさせる話だと思いました。
不戦を誓った日本国憲法、戦争放棄を定めた憲法9条は、敗戦による国際社会の圧力でできたという改憲論者の主張があります。
それは皮相な見方だと私は思っています。
「戦争だけは二度とくりかえしてはならない」
その人々の思いが、日本国憲法に「戦争放棄」を明記させたのだと思うのです。
戦争放棄は戦後日本の人々の心の奥深いところとつながっています。
関市消防団員の条例定数削減
2013-08-13
8月12日に関市議会第2回臨時会が開かれ、市長提出の3議案を可決して閉会しました。
日本共産党関市議員団も3議案に賛成しました。
今回の臨時会は、洞戸ふれあいセンター建設工事の入札結果(7月19日)を受け、工事請負契約の締結について議会承認を得て、少しでも早く工事にとりかかりたいということで開かれました。
洞戸ふれあいセンターは、老朽化した洞戸地域事務所(旧洞戸村役場)や洞戸生涯学習センター等を取り壊し、複合施設として新築するものです。洞戸地域の行政や地域活動の拠点施設となります。
洞戸村が関市に編入されたのが平成17年2月でしたから、もっと早くおこなってもよい事業だったと思います。
ほかの2件は、消防団の定数を削減する条例改正と、補正予算の案件でした。
消防団員の定数削減については、削減しても良いのかという趣旨の議案質疑が、公明党や明政会の議員からあり、私も質疑をしました。
長く深い祈り
2013-08-09
8月6日と9日は、広島・長崎の原爆記念日です。
それから約1週間で、日本は終戦を迎えました。
68年目の夏。
私も含めて日本人の多くが、戦争を直接体験していない世代になっています。
一昨日の夜は、CBCテレビの「テレビ未来遺産”終戦”特別番組『生きろ』~戦場に残した伝言~」を観ました。「玉砕主義一色の時代に『生きろ』と訴えた」という、島田叡沖縄県知事の最後の5カ月を、実話をもとに描いたドラマです。
帰宅が遅くなり、終わりのほうの部分しか観られなかったのですが、戦争を二度と繰り返さないために、私たちは何をなすべきかを改めて考えさせられるドラマでした。
大学生のとき、指導教官の筒井健雄先生から、
「私は戦争の原因は3つあると思う。猿渡君、何だかわかりますか。」
と尋ねられたことがありました。
ある日の午後、先生の研究室で2人で話をしていたときのことでした。
その先生の問いと、温厚な先生のいつもとは違った強い眼差しを今も思い出します。
自分がそのとき何と答えたのか忘れてしまっているのですが、
おそらくそのときの私は、先生が考える3つの戦争の原因を答えられなかったと思います。
米国では「時給1500円」が焦点
2013-08-04
米国で、「時給1500円」が焦点になっています。
時給15ドル(約1500円)や残業代の支払いを求め、ファストフードチェーンや大型小売店の労働者が立ち上がり、全米45都市で要求行動、7都市でストライキというニュースです。(くわしくは下記の記事をごらんください。)
「賃上げ要求、全米45都市で/ファストフード・小売店労働者」
(「しんぶん赤旗」2013年7月29日付)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-29/2013072907_01_1.html
日本では都道府県単位で最低賃金を決めていますが、
岐阜県の最低賃金は713円です。
2倍以上の時給を、アメリカの労働者は要求しているのです。
このちがいは、どこからくるのでしょうか。
日本の物価がアメリカの半分というわけでもありません。
私たちの国の賃金も低すぎると思いませんか?
麻生副総理の暴言
2013-08-02
麻生太郎副総理の”ナチスの手口に学べ”という発言は、これ以上考えられないほどひどいものです。
憲法はある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね。
(7月29日、麻生太郎副総理のシンポジウムでの発言)
この言葉の意味は、「誤解」の余地がありません。
「ワイマール憲法が変わって」というのは正確ではないし、
「ナチス憲法」は存在しません。
しかし、そういう「言い間違い」を包含しながらも、この言葉が意味しているのは、
「日本国憲法を、ナチスのあの手口に学んで、国民が気づかないうちに変えたい」
という麻生氏の本音です。
この麻生氏の本音は、参院選で、改憲を公約に掲げながら改憲論議に口をつぐんだ安部首相や自民党全体の姿と、矛盾なくぴったり重なっていると思いました。
”あまちゃん”も出ています-映画『ひまわり』
2013-07-29
上映会が、8月4日(日)に関市で開かれます。
場所は、関市わかくさ・プラザの学習情報館多目的ホール。
上映は、10時からと13時からの2回。
入場無料です。
主人公良太には、誠実で思慮ある大人の風貌で定評ある名優長塚京三が沖縄の悲劇に挑み、良太の孫で大学生琉一を演じるのは「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズで淳之介を好演した須賀健太。その琉一の恋人加奈役には、2013年朝のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインを射とめた能年玲奈が熱演。さらに第10回国民的美少女コンテスト演技部門賞を受賞した福田沙紀が色を添えている。
主催:関市職員組合連合会など労組6団体
協力:せき・みの映画「ひまわり」を観る会
「平和展2013」(8月2日~4日)の一環として上映されるものです。
企画展「沖縄戦・ひめゆり学徒隊」もあります。
「あまちゃん」の”アキちゃん”の役で大人気の能年玲奈さん
この映画ではまったくちがったキャラクターを演じています。
「ジェット機は炎上しながら学校に墜ちた・・・。実際の事件を元に今の日本に問う感動の意欲作!」
舞台は沖縄。物語は、2つの米軍機墜落事故を軸に展開します。
”ごみ袋の値上げ” で議論白熱
2013-07-27
7月25日に、旭ヶ丘地区の『家庭ごみ有料化計画に関する説明会』に参加しました。
会場の旭ヶ丘ふれあいセンターのホールは参加者でいっぱいになり、関心の高さがうかがわれました。
関市は、来年度から家庭ごみの処理費用に「受益者負担」を新たに導入し、現在1枚6円の市指定ごみ袋を、1枚50円に値上げする等の計画を実施しようとしています。
それを市民の皆さんに「理解」してもらおうと、関市生活環境課が住民説明会をおこなっています。7月18日から8月16日まで、市内17カ所で開かれます。
25日までに開かれた5回の説明会参加者は次のようになっています。
① 下有知ふれあいセンター 61名
② 保戸島公民センター 39名
③ 桜ヶ丘ふれあいセンター 113名
④ 千疋ふれいあいセンター 19名
⑤ 旭ヶ丘ふれあいセンター 114名
以上の5会場合計で参加者は346名です。
「これは受付の参加者名簿記入者の数なので、実際にはもう少し多い」
と、生活環境課では言っています。
翌日の26日には、田原地区の説明会にも参加しました。
どちらの会場でも、市当局の説明のあと、質問や意見が相次ぎ、白熱したやりとりがありました。
参加者の意見は、大きく分けると2つです。
値上げは困る、考え直してほしいという反対意見。
値上げするならせめてこういうところを考えて欲しいという修正意見。
ごみ袋の値上げをよろこんでいる人はないようです。
美しいハエ取り器
「ハエ取り器」というのものをご存じでしょうか。
ハエの習性を利用したトラップ(わな)で、ガラスで作られたものが昔はよく使われたようです。
中には、見た目がとても美しいものがあります。
この写真を見て、ちょっと見とれてしまいました。ドイツの製品のようです。
ハエがガラス瓶の底に開いた穴から中に入ると出てこられなくなってしまうのです。
Preis: 19,50 Euro
1ユーロ=131.34円とすると、
2700円くらいの値段のようです。
http://www.manufactum.de/fruchtfliegenfalle-glas-stehend-p1455785/?category=195281
花瓶のように花を挿して部屋に置いておくこともできます。こんな写真をみつけました。
一石二鳥です。
元のページはこちらです。
http://kippermum.exblog.jp/15661161/
「ハエ取り器 ガラス」で検索した画像はこちら。( ↓ )
ハエ取り器がすばらしいのは、殺虫剤を使わなくて済むところだと思います。それに加えて造形が美しければ、なおいいですね。
実用一点張りのものものあります。ハエ取り器は市販されていて、中には、野外のハエ対策用で「一袋で何と20,000匹捕獲できます」という、つり下げ式の商品もあります。 ペットボトルなどで工夫して自作する人もあるようです。手間を惜しまなければ、たいへん安上がり。
「ハエ取り器 自作」で検索した画像はこちら。( ↓ )
このハエ取り器、「コバエの大量発生」の対策に役立たないでしょうか。
日本共産党8議席を得る
2013-07-23
21日投開票の参院選で、日本共産党は比例5議席、選挙区3議席、合わせて8人の当選となりました。
8人のほかに、もう一人の当選者があります。日本共産党が推薦した沖縄選挙区の糸数けい子さん(沖縄社会大衆党)です。糸数さんは1人区で自民党候補を倒しました。
参議院の日本共産党の議席は非改選と合わせて11議席となり、議案提案権を回復しました。
応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
昨日は、「日本共産党」のタスキをかけ、「憲法九条をまもれ」という幟旗(のぼりばた)を左手に持ち、マイクを右手に持って、街頭宣伝をしました。運転席から手を振ってくださる人がありました。手を振って応えようとしたら、両手がふさがっていました。
「さわたりさんですか」と声をかけてくださる方もありました。マイクを握る手にも力が入りました。
5人の”ベストチーム”を国会に送り出すという目標を達成できただけでなく、東京、大阪、京都の選挙区でも激戦を勝ち抜くことができたのは本当にうれしいです。
一方で、投票率が低く、有権者の半分近くが棄権してしまったのは、とても残念です。
全国の投票率は52.61%(前回比△5.31%)
岐阜県の投票率は52.97%
関市の投票率は53.61%
岐阜県や関市の投票率はだいたい全国平均と同じぐらいです。
その中で、関市では、前回にくらべ、選挙区で鈴木まさのりさんの得票を1.5倍、比例代表の日本共産党の得票を1.3倍に伸ばしていただきました。
「共産党にがんばってほしい」という期待をかみしめています。